江戸屋のこだわり
幕末の頃、江戸(東京)からここ藤枝の地に移り住み、榮太郎(初代)がお茶などを持って各地に売り歩く行商をしたのが商いの始まりのようです。
明治期からは、製茶の仕上げを専門で行う仕上げ専門店として、お茶の味と香りにこだわり製造しております。昭和32年、現在の場所で商いを始めてから、現在にいたるまで当店には、看板がありません。長年にわたりお茶問屋さまに仕上げ茶を販売してまいりましたので、看板を出す必要はありませんでした。
しかしながら、戦後から続けております通信販売のお客様や、口コミで当店を知って下さったお客様から、「江戸屋さんにホームページは?どんなお店かもっと知りたい」・「もっと気軽に注文したい」等のご意見を多く頂くようになり、この度新しくホームページを開設することとなりました。自社工場で仕上げた美味しいお茶を、ご家庭に、またご贈答用として、直接お届けいたします。
お茶は、自然からの恵みの農産物です。その年々の天候に応じて香りと味のバランスが微妙に異なってまいります。今後も良質の茶葉だけを厳選し、当店独自の仕上げ加工技術による、繊細かつ丁寧に作ったお茶を皆さまにお届けし、ご満足いただけるよう努めてまいります。
総合的に評価し、仕上げ映えのする茶葉の仕入れ

茶葉の大きさ・形と火入れ温度・時間・ブレンド割合などを決定

製造工程指図書作製
※実際の作業の中で、その時の温度・湿度等により調整していく
茶葉の色・形・重み・香りを荒茶(原材料)の状態で確認
・茶葉全体の色合いは鮮やかな濃緑色で揃っているか
・艶があり、針のように細く固くよれているか
・重みはあるか、茎が多くないか、
・太くて堅い茶葉がないか

お茶特優の上品な香り、清涼感・新鮮さを感じるか
・荒茶の状態で・・・若葉の新鮮な香りがするか
・熱湯を注いで・・・清涼感・新鮮さがあるか
上品な香りがでているか
・茶葉を取り除いて・・・茶碗のお茶は濁っていないか
・沈殿しているお茶の粉はどんなものか

旨味・甘味・渋味の確認と全体のバランスは取れているか
・旨味・甘味と適度な渋味はあるか。
また調和はとれているか
・味に濃度があり、爽快な味があるか

茶葉そのものの持ち味や香りと、火入れによって生まれる味と香り。
お茶それぞれの相性を配慮し、ブレンドすることで味と香りが融合する。
調和のとれた美味しい仕上げ茶の完成
